粗大ごみを解体して燃えるごみとして処分
ベッドやタンス、子ども用の大きな遊具などの粗大ごみ、もしかしてそのまま回収してもらっていませんか?
実は、タイトル通り粗大ごみは解体して小さいごみにすることで、通常のごみとして出せる場合があるんです。
解体して出すことで、普通に粗大ごみとして出す場合よりもお得にごみ処理できる場合があります。
しかし、地域によってはこの方法が禁止されている場合や危険な場合があるなど注意点もたくさん…。
そこで今回は、粗大ごみを解体してゴミに出す際のメリットやデメリット、注意点をご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧になってください。
解体して処分するメリット
まずはメリットについて詳しくご紹介していきます。
メリットとして挙げられるのは、回収費用が安くなる場合があるという事です。
解体してしまえば、もともとの回収金額よりも安く回収してもらえたり、通常のごみとして出すことが可能(要するに無料)になったりと金銭面でのメリットがあります。
さらに小さくすることで、ゴミに出すまでの期間、家のスペースを取らずに済みます。
大きなごみをずっと家においておくのはとても邪魔になりますし、衛生的にもいいことはないので解体してすぐに処分するのがいいでしょう。
解体して処分するデメリット
次に解体して処分するデメリットをご紹介していきたいと思います。
安くなるという嬉しいメリットがある半面、デメリットも多いのでしっかりと確認しておきましょう。
自治体によっては許可されていない
これに関しては注意しておく必要があります。
知らない間にルールを破ってしまうことになり、それ以降ごみを一切回収してもらえなくなったり、近所からクレームが入ったりする可能性があります。
あらかじめ自治体から配られたごみ収集カレンダーの詳細を見ておくか、自治体に直接問い合わせてごみの解体がOKなのかを確認しておくようにしましょう。
工具を使う必要がある場合がある
解体は基本、ノコギリやドライバーを使用して行います。
もし解体してゴミに出したい場合はこれらの工具を購入する必要があるでしょう。
そのごみの素材によっては、電動のこぎりなど高価な工具を購入する必要があります。
電動のこぎりは普通の性能のものであっても3000円~5000円ほどと結構な値が張ります。
さらに工具を利用するのに慣れていない人は、怪我をしてしまう可能性があります。
特に電動ノコギリなどはとても危険ですので、自身のない方は使用をあまりお勧めできません。
気を付けることとしてもう一点挙げられるのは、解体の際に木くずが大量に出る可能性があるということです。
木くずは基本、微量であれば吸ってしまってもほとんど健康に影響が出ないのですが、例外として大きい木くずを吸ってしまった場合には健康被害のリスクがあるため注意が必要です。
まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか。
今回は粗大ごみを解体してゴミに出す際のメリットやデメリット、注意点をご紹介してきました。
粗大ごみを解体すると、回収費用や処分の際にかかる費用が安くなるというメリットはあります。
しかしその反面、地域によってはそれがルール違反になる可能性がある、工具を用意するために余計に費用がかかる、工具の使用によって怪我をしてしまうリスクがある、解体の際に出る木くずによって健康被害を被る可能性があるなど様々なデメリットがあります。
もしご家庭に建築業などにお勤めの方がいる場合は、解体という方法をとってもあまり問題ないかと思いますが(ルール違反にならない場合)、そういった経験がない場合は無理に解体しようとするのはやめた方が無難です。
もし急ぎなどで粗大ごみを回収してほしい場合には、不用品回収業者やリサイクルショップなどを利用して賢く安全に粗大ごみを処理するのが良いでしょう。
しかし、リサイクルショップは地域によっては本来行っている出張買取をおこなっていなかったり対象エリア外になっていることも…。
不用品回収業者であれば色々なところで事業を展開しているので、リサイクルショップの対応エリア外であってもすぐに駆け付けてくれます。
しかし、家に工具がある、もしくは建築業で使用している工具がある場合は自分で処理した方が安くて早いのは事実です。
本記事でご紹介したことを踏まえつつ、自分に合った方法でごみを処理していきましょう。