「あなたが使わなくなった物を寄付して、世界の恵まれない人たちの支えになりませんか?」
モノがたくさん溢れている日本ですが、環境省によると、日本のごみ排出量は一年で4,289万トンにも上ります。
一日の一人当たりのごみ排出量は、平均して920グラムと、毎日約1キログラムのごみを出している計算になります。
しかしそんなゴミの中には、衣類や食器、おもちゃなどまだまだ再利用できるものも多く含まれているのが現状です。
こういった再利用できるごみは、貧しい国の人々の役に立ったり、貧しい国の子どもたちの遊び道具になったりと、再利用の幅は多岐に渡ります。
寄付をすることで、あなたが使わなくなったものが人の役に立ったら嬉しいですよね。
さらに寄付の流れも非常に簡単なので、「寄付したいけど、その方法が分からない…。」と迷う事もないでしょう。
そこで今回は、不用品を団体に寄付する方法・流れや、寄付されたものがどのようにして届くのかをご紹介していきたいと思います。
不用品を団体へ寄付する方法
不用品を団体に寄付する方法やその流れについてご紹介していきたいと思います。
流れはとても簡単ですので、是非参考にしてみてください。
①不用品寄付を募る団体を探す
まずは不用品の寄付を専門にしている団体を探します。
「不用品 寄付 団体」などで検索すれば様々な団体名が出てきますので、自分が信用できる団体を選びましょう。
団体選びの際は、寄付の実績を公開しているところや、口コミなどで評判を確認しておくようにすると安心できます。
怪しい業者は自社の実績をあまり公開していないことが多いので、団体選びの時点で注意が必要です。
②梱包して発送
次に、寄付したい不用品を梱包します。ぬいぐるみやおもちゃ、服などはそれほど頑丈に梱包しなくても問題ないですが、食器などの割れ物は新聞紙やプチプチなどでしっかりと梱包してあげるようにしましょう。
送りたいものをそれぞれ梱包し終わったら、それらを段ボールに詰めましょう。
次に、段ボールを郵便局などから近くの寄付団体の集荷センターの住所あてに送りましょう。
送料は基本かかる場合が多いです。
③各種支援団体に寄付される
発送し終わったら、各種支援団体に寄付されるのを待つだけです。
もし本当に寄付されているのか心配という方は、各配送業者から発行される「お問い合わせ番号」を利用して、業者のホームページから荷物の追跡などを行うと良いでしょう。(番号追跡に対応している場合のみ)
寄付団体によりますが、寄付品到着後に到着メールが届くところもあるようなので、心配な方はこのような団体を選ぶのも一つの手です。
寄付された不用品はどこへ行くの?
寄付された不用品が、最終的にどこに寄付されるか気になりますよね。
これに関しては、最終的に行きつくところを決めることはできませんが、自国の災害に合った人たちであったり、タイやフィリピンなどの貧富の差が激しい国である場合が多いです。
発送先エリアの候補については、各寄付団体のホームページなどから確認することが出来ます。
まとめ
みなさん、いかがでしたか?
今回は、不用品を団体に寄付する方法やその流れなどをご紹介してきました。
自分にとっていらないものが人の役に立ったり喜んでもらえたりするなら、どんどん寄付したくなりますよね。
寄付の流れも非常に簡単で、梱包して発送、自分がやる作業はたったこれだけで後は寄付団体が現地までしっかり送ってくれます。
ただし、簡単であるからといって不要なものを何でも送るというのもよくありません。
再利用が前提ですから、再利用が困難と判断されそうなもの、一部破損していたり欠品が生じているもの、洗浄が必要そうなものは控えるようにしましょう。
上記の条件を満たしているものであれば、服やおもちゃ、食器などたくさん送ってあげることが可能です。
送れば送るほど、現地の人にも喜ばれるので、不用品の処理も一度にできて一石二鳥です!
あなたもぜひ、不用品を団体に寄付して人助けをしてみてはいかがでしょうか。